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Dow Jones Sustainability Index (S&Pグローバル)

Dow Jones Sustainability Index(ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)

関連URL

https://www.spglobal.com/esg/performance/indices/djsi-index-family

評価対象企業

  • 世界の13,000社以上(2023年時点)が、S&Pグローバルによって実施されるCSA(コーポレートサステナビリティ評価)の対象となっている。そのうち時価総額が高い2,500社がDJSI World Universeに招待され、各業種の上位10%がDJSI Worldとして選定される。
  • 2022年度のDJSI World Universeに招待された日本企業は245社。

採用公表時期

9月(年1回)

概要

  • 米国ダウジョーンズ社とスイスのSRI格付評価会社であるSAMは、1999年に世界で初めて経済、環境、社会の3側面のベンチマークによるインデックスを開発。
    SAMは2007年に、オランダの資産運用会社Robeco社に買収され、2013年1月にRobecoSAMに社名変更。
    2020年にS&PグローバルがRobeco社のESG Ratings and Benchmarking事業(SAM)を買収して以来、同社が格付けを実施している。
  • 2022年のDJSI Worldの採用企業数は331社。
  • 2022年のDJSI Worldの日本企業の採用数は36社。

スクリーニング・評価項目

  • ガバナンスと経済、環境、社会の3側面の観点から業種毎のベストインクラス アプローチ。
  • S&Pグローバルから企業に直接届くアンケートへの回答とメディア等の公開されている情報源をもとに評価。
  • 評価項目は、GICS分類に基づく61の業種別クライテリアと一般的なクライテリアがあり、その内訳は業種によって異なるが、少なくとも50%は業種別クライテリアとなっている。
  • 一般的なクライテリアのガバナンスと経済側面の項目は、「コーポレトガバナンス」「マテリアリティ(重要性)」「リスク、災害マネジメント」「行動規範」「政策影響力」「サイバーセキュリティとシステムの可用性」。
  • 一般的なクライテリアの環境側面の項目は、「環境報告」「業務の環境効率性」「気候戦略」。
  • 一般的なクライテリアの社会側面の項目は、「社会報告」、「労働慣行指標」、「人権」、「人材開発」、「優秀な人材の獲得と維持」、「企業市民活動と慈善活動」、」、「労働安全衛生」。

参考:
Measuring Intangibles
S&Pグローバル