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【値下げしました】中国語版CSRレポート作成に必携の一冊(2014/4/3)

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『中国企業社会責任研究報告
2012 日本語特別版』

昨年1月から販売を開始しました『中国企業社会責任研究報告2012 日本語特別版』を、このたび9,800円から5,000円に値下げしました!

そもそも「……何?その本」という方のために、改めてご説明いたしましょう。


いま、中国では国がCSR推進を主導しているのをご存知ですか?

中国では、国が国営中央企業にCSRレポートの発行を要求しています。中国企業のCSRレポート発行数は2011年に1000社を超え、5年間で30倍に増加しました。

日本をはじめとする外資系企業も中国に対してCSR情報公開を行っていますが、その多くは国営の研究所である中国社会科学院から「CSR推進と情報公開のレベルが低い」と評価されています。

というのもISO26000やGRIを踏まえて中国社会科学院CSRセンターが独自に策定したCSRガイドライン「CASS-CSR2.0」に基づいて、「CSR発展指数ランキング」が作成されているのです。

国有企業100社、民営企業100社、そして外資企業100社のランキングと社会責任発展指数を掲載しているのが、『中国企業社会責任研究報告』通称「ブルーブック」です。

本書は、2012年版のブルーブックの日本語版で、中国独自のCSRガイドラインの概要と2012年までのランキング3年分を日本語で掲載している唯一の書籍です。

詳細はこちらをご覧ください。


トヨタがインテルに差をつけられた理由とは?

例えば、2012年の外資系企業のランキングで1位となったインテルは社会責任発展指数が68.5ポイントを獲得していますが、トヨタ自動車は18位で22.0ポイントと大きく差がつきました。ほぼ同時期に中国に進出した2社になぜこのような差がついたのか、「社会責任発展指数」の理論と2社の中国版CSRレポートを比較すれば理由が見えてきます。

2013年版のブルーブックは翻訳されていませんが、最新ランキングは本書の監修を行った一般社団法人アジアコミュニケーション研究所のホームページ(こちら)でご覧いただけます。合わせてご覧いただけば、中国における最新のCSR企業評価を俯瞰することができます。


CSR情報公開は現地化できていますか?

「チャイナリスク」として危ぶまれながらも、中国は高い経済成長を続けており、依然として魅力的な市場です。成功の鍵は当然ながら「現地化」ですが、市場に対する理解だけでなく政府当局との関係維持など、中国特有の対応が必要とされています。

中国人の管理職登用など人材面の現地化は重要視されていますが、現地ステークホルダーとのコミュニケーションについては配慮が行き届いていないのが実情です。それらの整備はリスク回避の重要なステップといえます。

アジアコミュニケーション研究所では、中国語版CSRレポートのコンサルティングも行っています。日本語版をそのまま中国語訳するのではなく、現地の方が求めている情報を掲載し、現地で受け入れられるデザインにする――中国版リージョナルレポートを検討されている企業の方は、ぜひお問い合わせください。


※このたび消費増税による落ち込みを避けるため、お値下げに踏み切りました!
というわけではなく、発行から1年以上経過したために値下げいたしました。数量には限りがございますのでご了承くださいませ。

詳細・お申込はこちら

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「CSR革新室」とは?

YUIDEA
「CSR革新室」とは、CSRコミュニケートを運営する株式会社YUIDEA(ユイディア)内にある1つの部署です。よりよい社会づくりに貢献すべく、企業のCSR活動、CSRコミュニケーションの革新を支援しています。

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