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一度は見ておきたい海外企業のCSRサイト

日本企業でも早いところは2014年版のCSRレポートがリリースされていますが、海外でも続々と最新版が発行されています。特に海外の事例はWebのつくりが特徴的な企業が目立ちます。そこで今回はぜひ一度は見ておきたいCSRサイトをご紹介します。


年次とタイトルは日本と違う

その前に、海外企業のCSRレポートについて踏まえておきたいことを2つ、お伝えしておきます。ご存知の方はどうぞスルーしてください。

2013年度の活動を報告対象期間とするレポートに対して、日本では発行年度「2014」と題することがほとんどですが、海外企業は報告対象期間と同じ「2013」と題するケースが多いです。最新版が発行されたと知ってホームページを見てみると、「あれ、2013て昨年版のままじゃない」と思ってしまうかもしれません。おかしいな、と思ったら対象範囲の記述を確認してみてくださいね。

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コーポレートレジスター社の調査報告書
“CR Perspectives2013”より引用

決算日が日本では3月末が多いのに対し、海外では12月末が多い、といった違いから発行時期が異なるという背景もあります。

次に、タイトルです。日本では「CSR」が一つの言葉として普及していますが、グローバルでみると“Corporate Responsibility”“Sustainability”といった呼称が一般的です。

それに伴い、タイトルも「CSRレポート」よりは「CR Report」「Sustainability Report」といったものが一般的で、独自のサブタイトルをつけている企業も少なくありません。

海外のCSRレポートを読む際にはこの2点をお忘れなく。


Web独自の機能をふんだんに利用

それでは一度は見ておきたいCSRサイトを3社、ご紹介します。

NIKE, Inc. http://www.nikeresponsibility.com/

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NIKE CRサイト

説明するよりも、とにかくアクセスしてみてください。Web独自の動作が惜しみなく盛り込まれており、見ていて飽きません。これなら日ごろCSRレポートを読まない一般消費者でも、サイト内を回遊してくれることでしょう。
ダウンロードできるPDF(89ページ)も用意しており、必要な情報がまとまっていることを望む専門家の期待に応えています。
大変魅力的なレポートですが、弱点をあげるならば閲覧するデバイスが限られる可能性がある点です。


McDonald’s http://www.aboutmcdonalds.com/mcd/sustainability.html

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McDonald’sサステナビリティサイト

“Our Journey Together. For Good.”と題した3分間の動画を最も目立つところに配置しています。トップページは同社らしい世界観を出しつつ情報をコンパクトにしたことで、下層ページへの好奇心がくすぐられます。
個別プログラムのコンテンツは、近ごろWebサイトでよく見るようになったスクロールを活かした効果を用いています。
やはりダウンロードできるPDF(116ページ)を用意していますが、ナイキとは異なりかなりブランドを全面に出したデザインになっています。
個人的には、個性的なデザインゆえに迷子になりそうな点、数値データにアクセスしにくい点は改善して欲しいと思いました。


そして最後にご紹介するのはこちら。

Nestlé http://www.nestle.com/csv

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Nestlé CSVサイト

同社がCSVという呼称を用いている背景は、サステイナビジョン下田屋氏へのインタビューをご覧ください。
上述の2社のような独自性はありませんが、詳細で重厚なつくりです。Web独自の機能としては、動画やスライドに加え、KPIのサマリーが面白い動きをします。こういった仕掛けなら比較的容易に導入できそうですね。

各トビラページの右下に“DID YOU KNOW?”と特徴的なパフォーマンスを掲載したり、報告ページが長くなりすぎないよう本文の表示/非表示を操作できたり、スタンダードながら見やすくする工夫がされているのが嬉しいです。



以上、特徴的な海外事例をご紹介しました。もちろん活動実績あってのCSRレポートですが、魅力的に見せてまずは存在を知ってもらうことも大事だと感じていただけたらと思います。

今回ご紹介したのはかなり有名な事例なので既にご存知の方も多かったかもしれません。あまり知られていないけれどこんなCSRサイト・コンテンツがあるよ!という情報、よろしければお問い合わせフォームにお寄せください。こちらで紹介して行きたいと思います。当サイトもユーザーの皆さまとコミュニケーションをとっていきたいので、ぜひご参加ください!

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