こちらCSR革新室

こちらCSR革新室

バックナンバー一覧

グリーンボンドとは

イメージ

前回の社会的インパクト投資に引き続き、今回はグリーンボンドについて説明していきます。
(過去記事:社会的インパクト投資とは)

グリーンボンドとは何ですか?

定義

環境省では2016年3月に「我が国におけるグリーンボンド市場の発展に向けて」という報告書を発行しており、グリーンボンドは「企業や地方自治体等がグリーンプロジェクト(環境問題の解決に資する事業)に要する資金を調達するために発行する債券」とされています。

グリーンボンドは2007年に欧州投資銀行が発行して以来、世界銀行などの国際開発金融機関、民間企業なども発行するようになっています。年々発行額は増加しており、2015年の発行額は年間で400億米ドルを超えています。

2014年にはグリーンボンド市場の健全な育成を目的として、欧州の4銀行などが「グリーンボンド原則(Green Bond Principles)」という枠組みを作成しており、30社以上の投資家が参加しています。日本企業でも14年にトヨタ自動車の米金融子会社、15年に三井住友銀行が発行実績を持っています。

グリーンボンドの位置づけを整理すると以下のようになります。

(CSRコミュニケート制作)

社会的インパクト投資の企業事例」で紹介したケースは、出資者が企業や財団自身でした。今回紹介する「債券」の場合は、元本保証を基本として金融市場を通じて投資家に債券を購入してもらうことで、資金を調達しています。


グリーンボンドには、どのような企業事例がありますか?

三井住友銀行「SMBCグリーンボンド」

三井住友銀行は2015年10月に、調達した資金の用途を再生可能エネルギーや省エネルギー事業に限定する「グリーンボンド」を発行しました。

SMBCグリーンボンド


スターバックス「Corporate Sustainability Bond」

イメージ

スターバックスは2016年5月に同社のサステナビリティ戦略「Eligible Sustainability Projects」を推進するため、2026年を満期とする年利2.450%の社債を発行し5億米ドル(約540億円)を調達しました。この資金は、スターバックスが定めた環境や社会的側面の基準を満たしたコーヒー豆の購入や、農家への融資などに使われる予定となっています。

Corporate Sustainability Bond

スターバックスの本ボンドに関する参考記事(サスティナビリティジャパン)


【参考】
環境省「我が国におけるグリーンボンド市場の発展に向けて」

イメージ

「CSR革新室」とは?

YUIDEA
「CSR革新室」とは、CSRコミュニケートを運営する株式会社YUIDEA(ユイディア)内にある1つの部署です。よりよい社会づくりに貢献すべく、企業のCSR活動、CSRコミュニケーションの革新を支援しています。

関連するページ

このページの先頭へ