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グローバルリスク報告書2020

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世界経済フォーラム(WEF)は、パブリック・プライベートの両セクターの協力を通じて、世界情勢の改善に取り組む国際機関です。 1971年に設立されて以来、独立した公正な組織として主要な国際機関と連携して活動しており、毎年1月にダボスで開催する年次総会に合わせて「グローバルリスク報告書」を発表しています。

過去のグローバルリスク報告書(2019年度)についてはこちらから

2020年のリスク傾向

「グローバルリスク」とは、「発生した場合、今後10年間に複数の国または産業に著しい悪影響を及ぼす可能性のある不確実な事象または状況」です。

レポートには、全30のリスクが挙げられており、これを影響の大きさと発生可能性でマップにしたものが、以下の図です。

最も影響が大きいリスクは「気候変動の緩和や適応への失敗」、発生可能性が高いリスクは「異常気象」となっています。次に「自然災害」「気候変動緩和適応への失敗」と環境関連が続いています。

■2020年の発生可能性が高いリスクTop5

  1. 異常気象 
  2. 気候変動の緩和・適応への失敗
  3. 自然災害
  4. 生物多様性の喪失
  5. 人為的な環境災害

TOP3までは2019と変わりませんが、「データの不正利用」「サイバー攻撃」にかわって「生物多様性の喪失」「人為的な環境災害」が入り、TOP5を環境関連が占めました。

■負の影響が大きいリスクTop5

  1. 気候変動の緩和・適応への失敗
  2. 大量破壊兵器
  3. 生物多様性の喪失
  4. 異常気象
  5. 水の危機

こちらは「自然災害」にかわって「生物多様性の喪失」がTOP5に入り、「気候変動の緩和・適応への失敗」はTOP2からTOP1になりました。

WEFによるCOVIDへの対応

1月時点で公表された2020年のリスク報告書では「感染症の広がり(infectious diseases)」は負の影響が大きいリスクのTOP10にとどまっていましたが、グローバルリスク報告書を作成するチームは、2020年5月に追加的なレポート「COVID-19リスクの見通し」を公表しました。

このレポートでは、COVID-19によるリスクを、下記の4つの領域に整理して、説明しています。

  • 経済的変化:構造変化による新たなリスク
  • 持続可能性の後退:進行の停滞による新たなリスク
  • 社会的不安:社会的混乱による新たなリスク
  • テクノロジーへの依存:新規技術を急に導入することによる新たなリスク

また、コロナ対策には「グローバルなマルチステークホルダーの迅速な協力によって、この前例のない危機のリスクを軽減する可能性がある」として「Covid Action Platform」を運営しています。


【参考記事】

【参考リンク】 グローバルリスク報告書2020

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