110年前の建物を丸の内に復元
三菱地所は9月、明治時代に建てられた建物を復元した「三菱一号館」を東京・丸の内に開館した。1894年(明治27年)に完成して、1968年(昭和43年)に解体された同名のオフィスビルを可能な限り忠実に復元した。来年4月以降は、美術館として運営される。開館を記念して、来年1月まで「一丁倫敦と丸の内スタイル展」が開かれる。
旧三菱一号館は、明治期の日本で活躍した英国の建築家ジョサイア・コンドルによる設計で、日本初のヨーロッパ式オフィスビルとされている。明治・大正期に丸の内地区はこの建物を中心に整備され「一丁倫敦」とロンドンの町並みに例えられた。
新三菱一号館は9月にオープンしたオフィスと商業トテナントの複合施設「丸の内パークビルディング」に併設され、英国式庭園も敷地内に設けた。設計は休館を原寸大で復元し、230万個の赤レンガを焼き上げて作り上げた。
(オルタナ 2009年11月発行号掲載)
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