米国で30年ぶりの原発新設が凍結
米国の電力企業大手であるコンステレーション・エナジーは10月9日、米国内で約30年ぶりとなる商業用原子炉の新設計画を凍結すると発表した。建設に伴う債務保証のための条件が連邦政府と折り合わなかったためで、同社は採算が取れないと判断した。
コ社はメリーランド州のカルバート・クリフス原発に、仏アレバ社製の最新鋭の加圧水型原子炉1基を新設する計画を進めており、2007年に建設許可を申請している。
コ社によれば、提示された債務保証の条件は8億8千万ドル(720億円)を政府に支払うというもので、地球温暖化対策法の成立が見込めないことや天然ガスの価格が下落していることなどを理由に同意しなかった。同社は「われわれが希望した債務保証プログラムが示されなかったことに深く失望している」とコメントしている。
(オルタナ・プレミアム 2010年10月第3木曜発行号掲載)
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オルタナ・プレミアム 2010年10月第3木曜発行号 コンステレーション・エナジー プレスリリース 原子炉 地球温暖化対策法 天然ガス
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