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「10円寄付」のヤマトホールディングスに大賞――今年のフィランソロピー大賞

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ヤマトホールディングスは、集めた
寄付金で被災地向けの
復興支援を始めた

企業の優れたCSR活動や社会貢献事業を顕彰する企業フィランソロピー大賞(日本フィランソロピー協会主催)の2012年度贈呈式が東京都内で開かれ、今年の大賞にはヤマトホールディングスが選ばれた。

ヤマトホールディングスは昨年の東日本大震災発生後の4月1日に、被災地支援を決定。ヤマト運輸の宅急便1個について10円を被災地向け寄付に充てると発表した。

2012年度の宅急便取り扱い個数は前年比6%増の14億個に達する見込みで、寄付の総額は140億円に達しそうだ。集まった寄付は、津波で施設が流された野田村保育所(岩手県)の移転復旧工事などに充てられた。

大賞授賞式ではこのほか、青梅信用金庫(東京・青梅市、森田昇理事長)、宝ホールディングス、パナソニックのほか、アフリカの飢餓問題を解決しようと「パンの缶詰プロジェクト」を展開したパン・アキモト(栃木県那須塩原市、秋元義彦社長)に「特別賞」が授与された。

「パンの缶詰」とは災害備蓄用の非常食のこと。賞味期限は3年だが、配備から2年が過ぎたパンの缶詰を地域の学校や企業・自治体から一缶100円で回収し、アフリカの飢餓地帯に届けるもの。アフリカに届けられた缶詰は2004年から2011年3月までで12万缶に達した。

フィランソロピー大賞は2003年以来、毎年授賞式を開いている。これまでに滋賀銀行、フェリシモ、中村ブレイス、アメリカンファミリー生命保険などの企業が「大賞」を受賞している。(オルタナ編集長 森 摂)

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