キリンビール 農業・水産業の復興支援、JAそうまに農業機械を贈呈
農業機械贈呈式で(福島県南相馬市)
キリングループは2011年に、「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げ、復興支援として3年間で約60億円を拠出する方針を固めた。「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹で活動を行っている。
キリンビールは、食に携わる企業として、「地域食文化・食産業の復興支援」の中で、「生産から食卓までの支援」をテーマとした被災地の農業・水産業を支援する取り組みを続けている。
農業の復興支援では、JAグループや公益社団法人日本フィランソロピー協会と連携し、震災で農業機械を失った岩手県、宮城県、福島県の農家に対して、営農再開を支援する「東北『復耕』サポート」を展開している。全国の農家から中古の農業機械を集め、リユースも行う。
7月には、そうま農業協同組合(福島県南相馬市)と33の組合員に、トラクター、田植機をはじめとした農業機械52台分の購入資金1億4404万円を公益社団法人日本フィランソロピー協会の協力のもとで助成した。
水産業の復興支援としては、「養殖業の復興」を目指し、岩手県ではわかめ、宮城県では牡蠣、福島県では青のりを中心に支援している。7月には、わかめ養殖施設整備事業、盛岡新冷蔵冷凍施設建設事業の支援金として、岩手県漁業協同組合連合会に公益財団法人日本財団の協力のもと、9500万円を助成した。
さらに、キリングループ社員によるボランティア活動も昨年から継続している。今年は、5月から石巻市で現地の要請に応じ、「養殖業の復興支援」につながるボランティアを継続実施していく。(オルタナ編集部=吉田広子)
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