ホンダ、超小型EVを発表――国内3か所で社会実験へ
ホンダは19日、同社が開発した近距離移動用の超小型EV「MC-β(エムシーベータ)」を発表した。同EVは熊本県とさいたま市、沖縄県宮古島市の各自治体と共同で実施している社会実験に順次導入される。(オルタナ編集委員=斉藤円華)
エムシーベータは、国土交通省の主導で検討されている超小型モビリティーの車両区分、および小型EV等を規定する欧州L7カテゴリーへの適合を視野に開発された。全長は2,495ミリで軽自動車よりも90センチ短く、車両重量も570キログラム(バッテリー搭載時)と軽自動車の半分程度。座席が前後に並ぶ2人乗りで、家庭用100ボルト電源を使って7時間で充電できる。最高時速は70キロ以上で、最大航続距離は80キロ以上。
ホンダは11月より超小型EVを用いた社会実験を3自治体と共同で開始。さいたま市では通勤や業務を目的としたカーシェアリング、および高齢者層の移動支援などを検証するほか、熊本県では地域での移動にともなう課題の解決と地域の活性化、宮古島市では離島での街づくりや環境事業と連携した超小型EVによるCO2削減効果の検証などを行う。
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