チャンネル・ニュース・アジアがアジアの企業のサステナビリティ・ランキングを発表
各国や世界にサステナビリティのランキングはいくつもあるが、アジアに焦点を絞ったものはこれまでになかった。今回、新たにアジア企業のサステナビリティ・ランキングを発表できることはとても喜ばしい。チャンネル・ニュース・アジアは、2014年9月16日に香港で開かれるCSR アジア・サミットでサステナビリティ・ランキングを発表する。このランキングでは、サステナビリティ分野における先進企業を特定し、その功績を称賛するもので、アジアのサステナビリティ企業トップ100と主要10市場のトップ3の企業を紹介する。
ランキングの対象となった10市場は中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾とタイだ。
チャンネル・ニュース・アジアのサステナビリティ・ランキングは上記10市場の主要株式市場に上場しているアジア企業に焦点を絞っている。トップ100企業はサステナリティクス・グローバル・プラットフォームで調査された様々な環境・社会・ガバナンス(ESG)の実績に基づき選定された。これらの企業は環境保護への取組み、地域コミュニティへの影響、従業員の待遇やサプライチェーン管理などでこの地域の同業他社やその他の企業の上に立つ。
トップ100企業は、企業全体のESGの管理と実績に関して情報を一般に公開していなければならない。また、すべての企業に関して、疑惑のある問題への関与と責任の度合いや説明責任もチェックも行った。
このランキングは、以下の組織が共同に取り組んでスタートした。
- チャンネル・ニュース・アジア:アジアの視点で世界のニュースを伝えるアジアの英語テレビチャンネルで、アジアの26の地域で放映されている。
- CSR アジア:持続可能なビジネスの実践に関するコンサルティング、リサーチ、研修を提供する企業
- サステナリティクス:環境、社会、ガバナンス(ESG)のリサーチと分析を専門とする国際投資調査会社
ランキングは、実績に基づく良い評価だけでなく、どの程度管理システムが効果的に機能しているかを示すESG関連の疑惑や事件への関与も評価の対象としている。リサーチの過程において、全対象企業に関して、大きな疑惑のある問題への関与と責任の度合いや説明責任もチェックされた。
ランキングは2014年6月時点の公開情報に基づいている。トップ100社の業種は多岐にわたり、企業全体のESGの管理と実績に関する公開情報が充実していた。ランキングではグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)といった主要なイニシアティブへの参加レベルにより、企業のESG開示の範囲と質を評価した。
リサーチは、年次報告、財務報告、CSRレポート、CSRに関するウェブサイト、ニュースリリース、オンライン・データベース、政府機関の情報、NGOリサーチと主なステークホルダーとの直接のコミュニケーションを通して実施された。サステナリティクスは、さらに世界中で発信されている約2万のニュースもモニターし、ESGの視点から重要なニュースも評価の対象とした。
リサーチとデュー・デリジェンスの一環として、すべての対象企業には7月中旬にメールによる通知を行い、自社のESGの業績に関する評価をチェックして確認する機会が与えられた。回答を寄せた企業は全体の25%。ランキングがまとまった後に提供された情報は考慮されていない。
CSR アジア・サミットではこのランキング、分析の方法と指数に関して詳細に説明するセッションを設けている。http://csr-asia.com/summit2014/
チャンネル・ニュース・アジアのランキングの発表に続き、CSR アジアとサステナリティクスはサステナビリティに関するリサーチ、競合のベンチマーク設定、サステナブルな市場調査について、詳しく学びたい企業への支援とサービスを提供します。こうしたサービスの詳細はCSR アジアまでご連絡ください。
サミットでのランキング発表へのご来場をお待ちしています。参加申し込みは下記のサイトから受付中です。
http://csr-asia.com/summit2014/registration.php
by Erin Lyon
CSRアジア週刊ニュース日本語翻訳版
CSRアジア
CSRアジアは、国内外でCSR、サステナビリティ戦略の普及・推進事業を行っている企業、組織と連携し、持続可能な社会の実現を目指しています。企業の社会的責任(CSR)における各種コンサルティング、リサーチ、研修等を通じ、持続可能なビジネスを実現できるよう支援しています。
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