次世代ではなく今を生きる当事者として
タカラトミーの子ども座談会
企業が社会貢献活動に取り組む際、いくつかのテーマを決めます。 植林、清掃、災害支援。その中でも多いのが、「次世代(育成)」です。 しかしこうした「次世代」をテーマにした活動の多くが、大人が子どもに一方的に「教える」ものだったりします。
次世代を担う子どもたちは、今を生きる当事者。 そうした子どもたちを、企業はしっかりとステークホルダーとして捉え、 どれだけ正面から向き合って、声を聞いているでしょうか。
タカラトミーの取組み
子どもたちの声を聞き、自社のCSRのあるべき姿を一緒に考える、 そんな興味深い取り組みをタカラトミーが行っています。
タカラトミーのCSRのあるべき姿は「世界中の子どもたちと友だちになる」こと。 障がいのある子どもたちや高齢者、温暖化の影響を受ける国や 貧困や戦争で苦しんでいる国の子どもたちと友だちになるために、 私たちは、タカラトミーはどんなことができるのかを 大人や子どもが一緒になって考えています。
タカラトミーはここでの議論を自社のマテリアリティ(重要課題)の 特定にも反映させていくそうです。
私も最初の企画段階だけ少しお手伝いしたのですが、 今後も継続して子どもたちの声を聞き、 自社の事業活動・CSR活動に反映させていくような仕組みに 広がっていくといいなと思います。
竹中工務店の取組み
子どもたちの声を聞く取り組みとして、もう1つ注目しているのが、 竹中工務店が東日本震災以降、継続して行っている 「子どもと築く復興まちづくり」です。
こちらは街づくりに子どもの声を反映していく取り組みですが、 子どもたちが真剣に考えた地域や学校、公園の将来像を 実際の計画に反映しています。
子どもたちと同じ目線に立ち、真摯に耳を傾け、向き合っていく。 持続可能な企業活動を行っていく上で、実はとても大切なことです。
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Sustainability Frontline [原文はこちら]
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