Global CSR Topics

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【国際】飲料業界団体BIER、業界CO2算出ガイダンス改定。炭酸飲料、蒸留酒、容器、冷蔵工程等対象

csr-44101

飲料業界の国際的な環境サステナビリティ向上業界団体BIER(Beverage Industry Environmental Roundtable)は8月1日、飲料メーカーの二酸化炭素排出量算出ガイダンス「Beverage Industry GHG Emissions Sector Guidande」を改定し、4.1版をリリースした。前回の4.0版は2018年12月に策定されていた。

同ガイダンスは、飲料メーカー向けの任意の国際ガイダンス。世界的のデファクト・スタンダードとなっている「GHGプロトコル」に準拠し、補助ガイダンスとして策定されている。

今回の改定は、ガイダンスの附属書を中心に実施された。具体的には、炭酸飲料等で用いられている二酸化炭素排出量購入分の扱い、蒸留酒製造での二酸化炭素排出量算出手法の具体例、飲料容器製造での算出ガイダンス、冷蔵プロセスでの算出ガイダンスが改訂された。

今回のガイダンス策定に参加したのは、以下の17社。

  • 米国:ミラークアーズ、モルソン・クアーズ、ビームサントリー、ブラウンフォーマン、コンステレーション・ブランズ、ジャクソン・ファミリー・ワインズ、オーシャンスプレー、コカ・コーラ・カンパニー、ペプシコ、キューリグ・ドクター・ペッパー、米飲料業協会(ABA)
  • ベルギー:アンハイザー・ブッシュ・インベブ
  • フランス:ペルノ・リカール
  • オランダ:ハイネケン
  • デンマーク:カールスバーグ
  • :ディアジオ
  • キューバ:バカルディ

日本企業は参加していない。

【参照ページ】BIER FURTHER EVOLVES GREENHOUSE GAS (GHG) EMISSIONS SECTOR GUIDANCE

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所 [原文はこちら]

2019/8/5
Sustainable Japan

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