Global CSR Topics

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【国際】FAO、新型コロナで世界的な食料生産下落リスクを警告。370億円の対策資金拠出を要請

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国連食糧農業機関(FAO)は5月18日、新型コロナウイルス・パンデミックの影響で発生している飢餓や食糧不足に対応するため、3.5億米ドル(約370億円)の資金拠出を求めた。発展途上国での農作業が中断しており、世界的な食糧不足を危惧している。

FAOは3月にも資金拠出を求めていたが、今回はその3倍の金額となる。目下、パンデミックの影響で、農場への移動の禁止、及び農具や種子、飼料、肥料の物流の中断が発生しており、対応が遅れると今季の種付と収穫が大幅に落ち込み、食料価格が上昇するリスクを抱えている。

FAOは、パンデミックが収束してからの対応では、収穫時期を逸することになり危険と判断。迅速な対応に乗り出した形。FAOはすでに、南スーダンでは400万個の種子と10万個の農具を配布。ソマリアでは、400万米ドルを支給し、食糧支援を展開するともに、農家24万人に種子を入手できる電子バウチャーをSMSで配信した。シリアでは、託児所を設置し、女性の労働力を農場で確保できるようにした。

世界全体で農業活動が停止に追い込まれることは前代未聞。特に発展途上国では飢餓リスクが高い。FAOは、適切に収穫できるようにすることが、食料供給と飢餓の双方を救うとして、世界中に資金拠出を要請した。

【参照ページ】FAO needs $350 million to avert rising hunger as countries reel from COVID-19 pandemic’s impact


株式会社ニューラル サステナビリティ研究所 [原文はこちら]

2020/5/25
Sustainable Japan

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