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【南米】パラグアイ発生の南米バッタ蝗害がアルゼンチンに侵入。4千万匹にまで増加

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アルゼンチン政府の農畜産品衛生管理機構(SENASA)は6月23日、パラグアイで発生した南米バッタの大群が5月21日にアルゼンチン領内に侵入と発表。6月23日まで数が4,000万匹に拡大し、蝗害により同国北部に農作物の被害が出ている模様。

アルゼンチンでは2017年と2019年にも同様の蝗害が発生している。南米バッタは通常ブラジルやパラグアイの熱帯地域で生息している。今回の蝗害は、SENASAによると、最初にパラグアイ当局「国家植物・種子品質衛生サービス(SENAVE)から警告通知が届いたのが5月11日。5月21日にアルゼンチン領内へ侵入し北部都市フォルモーサまで到達。その後、一度パラグアイに戻ったものの、5月28日から再びアルゼンチン領内へ侵入した。すでに1,000km以上移動している。

6月23日時点では北部都市フォルモーサを通過し、パラナ川を横断。コリエンテス州に侵入し、エントレ・リオス州の近くまで来ている。エントレ・リオス州の先には、同国の耕地の80%、牧草地・放牧地の60%を占めるパンパが広がるブエノスアイレス州がある。

アルゼンチンはすでに省庁横断での対策チームを結成。州政府とも協働し、監視と殺虫剤散布を開始している。但し、バッタは日中だけでなく夜間にまで飛行を続ける場合があり、場所を見失うこともある。そのため近隣の自治体や住人にも通報を呼びかけている。

目下、コリエンテス州では大きな被害は出ていないが、殺虫剤散布にかかわらず、バッタの数は以前高い水準を保っている。隣国のブラジルやウルグアイも警戒態勢に入っている。

世界では他にも、サバクトビバッタの蝗害が、北アフリカから中東、南アジアにまで広がっており、長期戦となっている。

【参照サイト】 Langosta: Se mantienen acciones coordinadas para controlar la plaga

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所 [原文はこちら]

2020/6/28
Sustainable Japan

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