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屋上は自転車レーン。インドにできる緑に覆われた学校「Forest School」

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インドのプネ市は、マハーラーシュトラ州の州都ムンバイに次ぐ第二の都市だ。人口は約400万人で、同国第8位の人口規模を誇る。同市は過去10年間で急速に発展し、大気汚染問題が深刻化しているという。都市の空気を綺麗にするとともに、一人でも多くの人に環境問題への関心を持ってもらえるような取り組みが求められている。

ムンバイを拠点に活動する建築事務所の「Nudes」はプネ市に、緑に覆われた学校「Forest School」を建てるという。同校は2つの円筒形の建物を連結してできており、屋上には無限大を表す記号である「∞」を模した自転車レーンが敷かれる。建物は6階建てで、高さは32メートルだ。各階のバルコニーに植物を置くことで、「垂直の森」のような外観になる。


同校の自転車レーンは、市内における歩道や自転車道の少なさを鑑みて設置するという。「∞」の記号の交差する部分が、建物をつなぐ2本の橋となる。建物の地下階にはスイミングプールとテニスコートが設置され、1階には吹き抜けのある講堂ができる。あとの5階分は教室だ。同校では、保育園に通う子どもから18歳までの生徒が学ぶという。

生徒たちは、安全上の理由によりバルコニーの植物に近づくことはできない。しかし、生徒が建物の中庭や1階で植物をある程度大きくなるまで育てたあと、プロの園芸家がそれを高層階に移動させることはできるかもしれない。Nudesは、生徒たちが環境問題について体験学習する機会も提供したいと考えているようだ。

新型コロナウイルスの影響により、同校の建設は2021年に始めるという。緑に覆われた建物は真夏でも涼しげに見えて、屋上で風景を眺めながら自転車を走らせたら気持ちよさそうだ。子どもたちの健やかな成長を支えるためにも、新型コロナの脅威が一刻も早く収束することを願う。


【参照サイト】

2020/8/28
IDEAS FOR GOOD
[原文はこちら]

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