Global CSR Topics

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台湾セブンイレブン、使い捨てプラスチックを段階的に廃止へ

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コンビニから全部のプラスチックが消える。そんな日が来るかもしれない。

台湾のセブンイレブンは、毎年10%ずつプラスチックの使用を減らし、プラスチックの利用比率を、23年に20%以下、28年に10%以下、50年にはゼロとすることを目指すと発表した。こうした宣言を出したのは、アジアの大手コンビニエンスストアチェーンとして初のことだ。

グリーンピース東アジアと台湾国立成功大学・環境工学科が行った2020年の調査によると、台北市と高雄市のセブンイレブンでは1年に1万5千トンのプラスチックごみが発生しており、少なくともそのうちの30%が焼却場へと送られているという。

過去1年間、セブンイレブン台湾は、4店舗での飲み物カップの返却システムや18店舗での再利用可能なデリバリーパッケージの返却ステーション設置など、プラスチックごみを減らすためのパイロットプログラムを実施していた。

グリーンピース東アジアのプラスチック運動家・Suzanne Loは、「セブンイレブンの宣言は、小売店がプラスチックごみを減らすために大胆なアクションをとることができることを示している」とコメント。「2050年の達成目標では遠すぎる。もっとスピードを上げて達成を目指す必要がある」との見方を示しつつも、台湾でプラスチックフリーのイニシアチブがスタートしたことを誇りに思うと述べ、同じ取り組みが世界中のセブンイレブンに適用されることに期待を寄せた。

プラスチック削減に向けて動いているのは、台湾セブンイレブンだけではない。IDEAS FOR GOODでは過去に、使い捨てコーヒーカップ回収専用のゴミ箱を設置する豪セブンイレブンの取り組みを紹介した。

小売店でのプラスチック使用が変わることは、店舗のみにとどまらず、サプライチェーン全体にも大きな変化をもたらすはずだ。プラスチックなしでどのように「コンビニエント」な店舗をつくっていくのか、今後の動向に注目が集まる。

【参照サイト】

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