【アメリカ】アップルで初の労組がメリーランド州で誕生。会社側は歯止めに躍起
米メリーランド州タウソン・タウン・センターのアップルストアで6月18日、同社初の労働組合が誕生した。労働者投票が実施され、賛成65、反対33で可決した。過去2年間で米国では人材の売手市場となっており、労働者の発言力が強まっている。
今回の労働組合組成では、賃金だけでなく、発言権を持つことが重要だったという声も出ている。特に、新型コロナウイルス・パンデミックで労働慣行に関する労働者側の不満も高まり、会社側が一方的に押し付けてくることを防ぎたい思いが、団結の背景にもなっている模様。
今回誕生した労働組合名は「Apple Coalition of Organized Retail Employees(AppleCORE)」。ボーイングや米航空会社の労働者が多く加盟している組合員訳60万人の国際機械工労組(IAM)の支援を受けていた。労働組合幹部によると、アップルの全米270店舗のうち、20数店舗で労働組合組成への関心が示されているという。
アップルは5月、店舗従業員の初任給を20米ドルから22米ドルに引き上げる施策を発表。労働組合組成は、同社の事業に打撃を与えるおそれがあると語り、組合組成に歯止めをかけようと躍起になっている。
2022/6/26
Sustainable Japan
Sustainable Japan
Sustainable Japanのホームページはこちら
- 【国際】世界経済フォーラム、デジタル・デバイド解消で進捗発表。90カ国、4.5億人以上で改善 [Global CSR Topics]
- 【国際】プラネット・トラッカー、グリーンウォッシュを6種類に分類。引っ掛かりに注意喚起 [Global CSR Topics]
- 【アメリカ】マイクロソフト、1月16日から無期限有給休暇制度導入。賛否両論 [Global CSR Topics]
- 【日本】サントリーHD、日米欧の自社生産研究拠点での100%再エネ切替え達成 [Global CSR Topics]
- ビジネスとアート思考を統合するセミナー、SB国際会議への出展も [お知らせ]
- CO2
- CSR
- CSRレポート
- CSR革新室
- ESG
- EU
- GRI
- IIRC
- SDGs
- YUIDEAセミナー
- アメリカ
- カーボンニュートラル
- サステナビリティ
- サステナビリティレポート
- サプライチェーン
- サーキュラーエコノミー
- セミナー
- セミナー開催
- ダイバーシティ
- プラスチック
- プレスリリース
- マテリアリティ
- リサイクル
- 中国
- 人権
- 再生可能エネルギー
- 取材記事
- 太陽光発電
- 情報開示
- 投資家
- 新型コロナウイルス
- 日本
- 東日本大震災
- 株式会社YUIDEA(旧:株式会社シータス&ゼネラルプレス)
- 気候変動
- 海外CSR
- 温室効果ガス
- 環境省
- 生物多様性
- 社会貢献活動
- 経済産業省
- 統合報告
- 統合報告書
- 自然エネルギー
- 電気自動車