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[風力エネルギーが持つ可能性]
EUは、再生可能エネルギー戦略として2010年までにEU圏内で配給される電力の22.1%を再生可能エネルギー源(RES)に当てる目標を打ち立てています[*1]

このような中、米国のスタンフォード大学が行った8,000以上の観測地での調査の結果、風力発電が世界規模の需要を満たすエネルギーを供給できる可能性があることが明らかになりました。

風力エネルギーの実用化にあたり、大きな問題点として指摘されているのは、使用可能なレベルのエネルギーを創出するために、何百というタービンが必要となることです。研究者は最も風力が一定である地域に設置することでその問題を解決できるとしています。これにより、現存する風力発電所の非効率な配給の問題も解決することができます。

[英国が積極的に推進]
風力が持つ巨大なエネルギーの潜在性は、2005年05月19日に発表された英国の、持続可能な開発委員会(SDC)[*2]が発表した報告書でも確認されています。

同報告書は、英国が欧州の国々の中でも、最も地理的に多様性を持つ風力エネルギー源を有する国であるとしています。そしてまた、現在掲げられている再生可能エネルギー目標を十分達成できるとしています。しかし、現存のエネルギー供給システムが風力電力に適応できないなど、課題も多く残されているようです。

英国は、クリーンエネルギーへの投資が急成長を遂げ、年間増加率が過去5年間で30%に上るというニュースもあります【はみ出しニュース参照】。クリーンエネルギーの研究、国家・地域戦略、実用化、そして投資。こうした流れが、より環境にやさしい、そして持続可能な世界を生みだす原動力になることを期待します。

■Euractiv
Researchers map huge potential of wind power


[*1] 再生エネルギー指令
Renewable Energy Directive
EUのオフィシャルサイト
再生エネルギー指令についての解説
再生エネルギー指令の実現を懸念するニュース

[*2] EU 持続可能な開発委員会
UK Sustainable Development Commission (SDC)

関連ニュース
EU圏内の電力供給の風力源への移行について
Wind power challenges EU electricity transmission

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