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みなさんは日本がどのくらい持続可能な国だと思われますか?

今回のニュースでも取り上げた持続可能な指標を作成したJFSが、347人を対象に行ったアンケート調査によると、約8割の人が「今の日本は持続可能だと思わない」と答えたそうです。

私も個人的に参加したこのプロジェクト。「現状の日本の持続可能性を定量化することで、自ずと必要な活動が見えてくるはずだ」という考えに賛同して参加したのですが、これをきっかけに、日本や自分自身の持続可能性って何だろうと、考えるようになりました。

今までは国の成長を測る指標として、GDPなどの経済指標が使われてきましたが、近年、国連開発計画(UNDP)の人間開発指標(HDI)のような、経済だけでなく、個人の人間らしい生活の度合いを含む指標が注目されつつあります。

もちろん人それぞれ考え方が違いますが、私は、個人が持続可能であることとは、つまり、どれだけ人間らしく、心が豊かでいられるか、そして幸せを感じられるかではないのかな、と思います。そのような状態でいれば、自然に後世の子孫のことまで考えられるようになるのではないでしょうか。


日本にはモノがあふれています。
「遊牧民になりたい」と、モノを持たず、メールアドレスも持たず、身一つで生活を始めた友人は、初めの一歩として日本を選びました。「日本ではそれが実現可能だ」と豪語する彼も、日本にはモノがあふれていることが前提としてあったのではないかと、いまさらながら思います。

モノがないと、モノがあることに感謝できますが、逆に、モノがありすぎると、それがあたりまえになり、感謝しにくくなります。人間だから仕方がない……というのではなく、目の前にあるものをきちんと感謝できるようになりたいと、私は思います。「足るを知る」ではないですが、自分の生活に必要なモノの量を知り、ダサくても時代遅れでも自分が大事だと思うモノを長く使うことって、難しいですが、大切だと思うのです。

消費型経済から循環型経済へという掛け声も、どのくらい多くの人に届いているのでしょうか。そのような難しいことではなく、また、ヨガをしようとかエコ商品を買おうとかいうことでもなく、21世紀を生きる私たちに求められているのは、ただ、今、目の前にあるモノの価値を理解し、小さな幸せに感謝できることなのかな、と思います。それだけでも多くのことが変わるのでは、と考える私はまだまだ未熟者なのでしょうか。

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