●日本企業もストライキの対象に
中国大連市で事業展開する複数の日本企業(キヤノン、三菱、東芝、TOTOが挙げられています)の従業員が、1万人規模のストライキを起こしました。期間は07月後半から09月前半で、賃金支払いや住居手当などに不満を持つ従業員によって行われました。いくつかの企業は、不法なストライキについて地元政府に訴えを起こしており、最終的には警察官が出動し、数名が拘留される結果となりました。
アクセス・アジア(中国・大連市/日本)2005.10.3
●経済発展の落とし子
中国広東省は、長い間中国国内でも最も将来性のある、急成長中の都市として発展してきました。しかし、今、大きな問題に直面しています。広東省は経済都市としての輝きを失いつつあり、住人の生活レベルも後退しているといいます。加えて、食糧不足や水不足、空気汚染も深刻になっており、人々の健康を害しているといいます。これは、早すぎた経済成長の代償なのでしょうか。
ザ・スタンダード(中国・広東省)2005.9.29
●香港ディスニーランド従業員、解雇問題でストライキ
先日、華々しくオープンした香港ディスニーランドですが、課題が多く残っているようです。先日の花火の打ち上げに関する騒音と地域住民との問題に次いで、今回は、前従業員が不当に解雇されたと主張し、スペース・マウンテンの屋根に上るというデモ行動が報じられました。ディスニーランド側は、コミュニケーションの行き違いだと説明しています。
ザ・スタンダード(香港)2005.10.11