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ハーバード・ビジネス・レビュー誌(HBR)が、経済構造の底辺を新たな市場として捉えるBoP(Base of Pyramid)の概念を提案した C. K. プラハラード氏らが共同で執筆した論文など、サステナビリティに関する特集を掲載しています。

また論文では、どの企業でも活用できる 「 5つフレームワーク(ステップ)」 も提案されています。



ハーバード・ビジネス・レビュー誌が、今回掲載した論文では、「持続可能な将来を見据えた戦略は、ビジネスの底流に流れるものではなく、むしろビジネスをより前進させるための競争力を創造するために最も効果的な方法である」 と、サステナビリティが企業の競争力を高めるものであると指摘されています。

同論文は白書 (White Paper) として定義されており、『Why Sustainability Is Now the Key Driver of Innovation (なぜ今、サステナビリティがイノベーション(革新)に重要な要素なのか)』と題されています。サステナビリティという新たなコンセプトがもたらす商機をについて詳しく定義するとともに、企業の具体的な成功例も紹介されています。

掲載されている主な企業の取組事例としてウォルマート、クロラックス(Clorox 日用品大手) 、ヒューレッド・パッカードなどが挙げられています。さらに、どの企業でも活用できる 「 5つフレームワーク(ステップ)」 も提案しています。





< 「企業がサステナビリティから革新を導き出すための 5 つのステップ」 >



【ステップ 1 】 コンプライアンスを「機会」と捉えること

 法律への対応は始めるのに格好のものです。


【ステップ 2 】 サプライチェーンでサステナビリティを展開すること (バリュー・チェーンを構築すること)

 このステップは大きなコスト削減につなげられることが期待できる。サプライチェーン全体がサステナビリティについて考え始めるからだ。


【ステップ 3 】「サステナブルな商品」や「サステナブルなサービス」をデザインすること

 新商品の開発をし、既存商品の改良を行い、更には梱包関連も見直すことで、サステナビリティ実現のために自社が立てた目標を達成することができる。


【ステップ 4 】 新たなビジネス・モデルを開発する

 自社ビジネスが、いかに価値を生み出しているかを再考すること。また、顧客に価値を提供するための、新しく革新的な方法を模索すること。


【ステップ 5 】 更なる活動につなげるためのプラットフォームを構築する

 全ての既存のビジネス事例の背後にあるロジック(理論)を問い直すことでビジネスは、サステナビリティのための本物の刷新を実現することができる(例えば水使用量の削減や、自社内で生産したエネルギーをリサイクルにまわすなどの活動を含む)。





Sustainability is the Key Driver of Innovation
September 3, 200
SustainableLifeMedia.com




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『 Why Sustainability Is Now the Key Driver of Innovation (なぜ今、サステナビリティがイノベーション(革新)に重要な要素なのか)』







[関 智恵]

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