« ベトナム工場で労働者10,000人がボイコット、台系靴製造工場 | トップページ | 【株主決議】環境関連の株主投票、初めて多くの株主が支持を表明 »


低炭素によるサステナブルな世界経済の創造や、それにまつわる競争は厳しさを増しています。

セリーズはこの度、取締役会からコピー室にいたるまで、企業のDNAにサステナビリティを追求する動きを統合させるためのビジョン及び具体的なロードマップを示した『 21st Century Corporation: The Ceres Roadmap to Sustainability』を発表しました。

報告書では、企業がサステナビリティ経営に移行する際に関わることになる、動機、リスク、ビジネス機会とそれぞれに関する分析結果と前例がまとめられています。前例は20業界200社から収拾されており、包括的な内容になっています。

『サステナビリティ・ロードマップ』には、企業が持続可能性(サステナビリティ)を見据えた経営を行っていると社外から評価されるようになるために、すべての企業が今すぐにでも実施すべき20項目の「期待」が記されています。

特に最近は、投資判断の際に検討すべきサステナビリティ・リスクやそれに関わるビジネス機会を理解し、企業評価につなげようという投資家からの関心が高まっています。

21世紀は、低炭素・資源の限界を目の当たりにする世界経済を抱える世紀です。この21世紀で良好な実績を挙げる企業は、来るべきビジネス機会を的確に捉え、今すぐにでも投資を進め動き始める企業でしょう。セリーズの『サステナビリティ・ロードマップ』は、この将来に対応するための現実的で明確な道筋を照らすものだと紹介されています。

ロードマップは、「ガバナンス」「ステークホルダー・エンゲージメント」「情報開示」の3大項目の下にそれぞれ4~6の副項目の計20項目で構成されています。





The 21st Century Corporation:The Ceres Roadmap for Sustainability
Monday, March 1, 2010


●関連情報

セリーズとは (ウィキペディアより)

セリーズ(CERES:Coalition for Environmentally Responsible Economies)とは、地球温暖化などの環境問題に関する企業の取り組みを推進するネットワークを構築したNGO。組織名称は「環境に責任を持つ経済のための連合」と訳される。
環境報告書の基準作りなどを促進しており、企業に対する投資基準の要素に環境を組み込んだエコファンドの先駆けとなった。1997年、セリーズを母体として、企業の持続可能性に関する報告書(持続可能性報告書)について国際的なガイドラインを策定することを目的としたグローバル・リポーティング・イニシアティブ(通称:GRI)が発足した。

また、組織の設立にあたって最初に取り組んだ企業に対して環境配慮を要求する10原則からなる「セリーズ原則」は、1989年に「バルディーズ原則」として発表し、1992年に国連地球サミットへの提議にあたり団体名から「セリーズ原則」に改名した。





[関 智恵]


コメントを投稿

※ブログの管理者が公開を承認するまでコメントが反映されない場合がありますので、ご了承ください。

このページのトップへ