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GRIが最近発表したXBRLタクソノミという新システムにより、企業が開示するサステナビリティ活動に関する数多くのデータ、例えば二酸化炭素の排出量、水使用量、人権侵害などを簡単に各社のCSR報告書のなかから効率的に検索することが可能になりました。専門家は、この新システム(フォーマット)によりCSR報告書に埋もれていた様々な情報を迅速に、そして容易に抽出できるようになるだろう、と見ています。


XBRL は eXtensible Business Reporting Language の略です。これはマークアップ言語であるXMLが基礎になったもので、既に財務報告書の分析の際に全世界で活用されていいます。いわゆる財務諸表用XMLとも言うことができます。東京証券取引所のホームページでは「XBRLは、財務情報が作成・流通・再利用できるように標準化されたXMLベースの言語」と紹介されています。

● XMLについてはこちらをご覧ください。XML【Extensible Markup Language】


● 東京証券取引所 XBRLとは



最近の調査によると、世界の大手企業250社のうち95%がサステナビリティ・CSR報告書を発行しています。GRIは全世で広く活用されている包括的なサステナビリティ・リポーティング・ガイドラインを生み出したNGOです。


「GRIタクソノミ」は、CSR報告書に掲載されている各データをタグ付けすることで各社の横比較を可能にしたもので、規制当局、投資家、アナリストなどが各社の評価に活用することが可能です。デロイト・オランダとGRIが共同開発したもので無料で利用できます。


さらにGRIでは利用者が自社のCSR報告書を自主的にプロモート(促進)できるVoluntary Filing Programも立ち上げており、さらに幅広いステークホルダーに対してCSR報告書を広める良いプラットフォームも用意されているようです。


GRI Taxonomy Makes Sustainability Data Transparent to External Stakeholders

March 12, 2012

Sustainable Plant

●「GRIタクソノミ」についてのプレゼン資料(こちらが一番良くまとまっているようです)(PDF)Launch GRI Taxonomy


●「GRIタクソノミ」使用ガイドはこちらです(PDF)GRI Taxonomy Implementation Guide


●Voluntary Filing Programについてはこちらからご覧ください。 Voluntary Filing Program






[ 関 智恵 ]

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