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アップル本社(米カリフォルニア州クパチーノ)にて抗議活動をしていた20代前半の女性でグリーンピースのメンバー2名が逮捕されました。抗議活動は人目を引く大きなオブジェの中に入り立て篭もるというもので、グリーンピースはアップルのクラウドサービスでは「汚れたエネルギー」(原子力および石炭由来エネルギー)が使われていると主張しています。


グリーンピースの発表によると、今回抗議を行った人物は共にグリーンピースの報告書「『How Clean is Your Cloud 』に共鳴した行動だと説明しています。

同報告書ではインターネット技術会社14社のクラウドサービスについて掲載されており、グリーンピースによると、グーグルやヤフーとは異なり、アップルのクラウドサービス向けエネルギーは原子力および石炭由来であるとしています。

特に、アップルが山頂での採掘(mountain-top mining)を通じて石炭を採取しているDuke Energyから電力を得ていることが問題であると指摘。この採掘手法は山を破壊するだけでなく、水質汚染をもたらすなど、周辺住民に多大な負の影響を及ぼすと知られています。 Duke Energy自体もこの手法の課題を認識している模様で、山頂での採掘への依存軽減を環境エコフットプリント目標の一つに掲げています。

しかし、アップルは、グリーンピースの報告書には数字の間違いがあったと指摘。グリーンピースでは、アップルのあるデータセンターにおけるフル電力使用量が100メガワットとされていましたが、本来は20メガワットだということです。例えば、フェイスブックのクラウド施設のフル電力使用量は5メガワットで、そのうち23.8%は石炭由来の電力で構成されています。

アップルはさらに、同データセンターは新規設立した(アップルによると国内最大の)太陽光発電所より60%超の電力が送られる予定で、2013年には100%再生可能エネルギーでの運営が予定されているということです。これにより同データセンターは世界でもっとも「クリーン」なセンターとなる見通しだということです。


Two arrested during Greenpeace protest at Apple headquarters
May 16, 2012
KTVU.com and wires



[関 智恵]

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