AA1000
Ⅰ. 正式名称
AA1000 AccountAbility原則基準2008(AA1000APS)
Ⅱ. 概要
発行者
※ AccountAbilityは、持続可能な発展を前進させるアカウンタビリティの革新的な取り組みを推し進めるために設立されたNPO。
目的
組織体に対して、自己のアカウンタビリティを理解し、管理、統制、実践、評価及び伝達する方法の枠組みを、自ら設定し構築するための、国際的に認められ、自由に入手が可能な一連の原則を提供すること
※ AA1000 AccountAbility原則基準2008 日本語翻訳版から引用
対象
多国籍企業から中小企業まで、また政府や市民社会組織などあらゆる種類の組織体。
内容
AA1000APSはAA1000シリーズの1つの基準であり、組織体がサステナビリティ情報に関してアカウンタビリティを果たすための原則が記載されている。「包括性の原則」「重要性(マテリアリティ)の原則」「対応性の原則」「インパクトの原則」の4つの原則からなり、これらの原則について、原則、定義、解説、基準が記載されている。
沿革・今後
- 1999年
- AA1000フレームワーク基準を発行
- 2003年
- AA1000保証基準(AA1000AS)を発行
- 2005年
- AA1000ステークホルダーエンゲージメント(AA1000SES)を発行
- 2008年
- AA1000AS改訂、AA1000APSを発行
- 2015年
- AA1000SES改訂
- 2018年
- AA1000APS改訂
- 2019年
- AA1000ASの改訂を予定
Ⅲ. 企業の対応
日本企業でAA1000シリーズを利用していることを示す企業は少ない。(AA1000ASを保証基準として使用されているケースは見受けられる)
AA1000APSは組織体がアカウンタビリティを果たすための原則、プロセスについての記載であり、具体的に何を報告すべきかについては記載されていない。AA1000シリーズを利用する組織体は、CSR/サステナビリティ報告書に何を記載しているかではなく、AA1000APSの原則に準拠し、適正なプロセスを経て情報開示を行ったかどうかが求められる。
- ガイドライン解説 [CSRレポートトレンド]
- TNFD v0.3の4つのポイントと企業が今からできる準備 [こちらCSR革新室]
- CO2
- CSR
- CSRレポート
- CSR革新室
- ESG
- EU
- GRI
- IIRC
- SDGs
- YUIDEAセミナー
- アメリカ
- カーボンニュートラル
- サステナビリティ
- サステナビリティレポート
- サプライチェーン
- サーキュラーエコノミー
- セミナー
- セミナー開催
- ダイバーシティ
- プラスチック
- プレスリリース
- マテリアリティ
- リサイクル
- 中国
- 人権
- 再生可能エネルギー
- 取材記事
- 太陽光発電
- 情報開示
- 投資家
- 新型コロナウイルス
- 日本
- 東日本大震災
- 株式会社YUIDEA(旧:株式会社シータス&ゼネラルプレス)
- 気候変動
- 海外CSR
- 温室効果ガス
- 環境省
- 生物多様性
- 社会貢献活動
- 経済産業省
- 統合報告
- 統合報告書
- 自然エネルギー
- 電気自動車