イートンは世界的気候変動に関する透明性によってCDPリーダーシップ・インデックスに選定、産業工業品セクターで第1位を獲得(2013/9/16)

クリーブランド ―( ビジネスワイヤ )― 電力管理会社のイートン(Eaton)は本日、CDPによりグローバルリーダーとして評価され、Climate Disclosure Leadership Index(気候変動に関する情報開示先進企業インデックス)に選定されたことを発表した。イートンは産業工業品セクターにおいて国際的な競合他社を制して第1位となった。
「CDP格付けにおけるイートンの成績は、温室効果ガス排出削減、効果的なエネルギー管理、そしてその成功と課題に関する情報開示に向けて弊社がどれだけ熱心に取り組んでいるかをはっきりと示すものです」と、ハロルド・ジョーンズ(Harold Jones)環境・安全・衛生担当上級副社長は語った。「イートンがCDPによって評価されたことはビジネスにおいても有利となり、電力管理会社として持続可能な製品やサービスを通じて顧客のカーボンフットプリント削減を支援するという、弊社のコミットメントが証明されました。」
世界中で事業展開しているイートンは一貫して、炭素排出、エネルギー・水資源消費、廃棄物処理などに関する一連の基準を順守しており、同社の省エネルギー製品や技術によって顧客のLEED認証取得を支援している。
「CDLIに選定されるような高いスコアを出している企業は、気候変動に関して増している企業の説明責任に対する要請に応えています」とCDPのポール・シンプソン(Paul Simpson)CEOは語る。「彼らは温室効果ガス排出量やエネルギー使用量測定における先進的なやり方を示し、気候変動に関する戦略の透明性を立証しています。」
イートンは最高点である100スコアでもってCDPのClimate Disclosure Leadership Index(CDLI)グローバル500社に選定された。この年次指標においては、気候変動に関する情報開示に対する強力な取り組みを示したFTSE Global Equity Index Series(Global 500)企業の上位10パーセント内の企業のみが選定される。イートンはCDPパフォーマンス・インデックスにおいてA-も達成した。これは同社のカーボンフットプリント測定、検証および管理パフォーマンスが極めて高い水準であることを証明している。
CDPがランク付けを行ったその他のセクターには、一般消費財、生活必需品、エネルギー、金融、ヘルスケア、情報技術、素材・原材料などがある。
イートンは他にもサステナビリティへの取り組みに対して数々の栄誉を獲得している。Nasdaq OMX CRD Global Sustainability 100 Indexではサステナビリティにおいて世界トップクラスの成績を上げている企業としてランク付けされており、Corporate Responsibilityマガジンの「100 Best Corporate Citizens」では4位に入っている。
CDLIに選定された企業名を始めとするグローバル500社レポートはwww.cdp.netに掲載されている。
これまでカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(Carbon Disclosure Project)と呼ばれていたCDPは国際的な非営利団体で、企業や都市が重要な環境情報を査定し、開示し、管理し、共有するための唯一の世界的なシステムを提供している。CDPは資産総額87兆米ドルに達する722の機関投資家などの市場勢力を活用して、企業に環境や天然資源への影響を開示させ、これを低減するための行動を起こさせている。CDPは現在、気候変動や水資源、森林にリスクをもたらす商品に関する一次情報を世界最大規模で収集しており、これらの知見を戦略的なビジネス、投資および方針決定の中心に据えている。詳細については www.cdp.net を参照するか、ツイッター( @CDP )でフォローされたい。
イートンは、顧客が電力・油圧動力・機械力を効果的に管理できるようにする、エネルギー効率の高いソリューションを提供している電力管理会社である。テクノロジーのグローバルリーダーであるイートンは2012年11月にクーパー・インダストリーズ社(Cooper Industries plc)を買収した。2012年度の連結企業見積収益は218億ドルであった。イートンでは約102,000人の社員が働いており、175か国以上の顧客に製品を販売している。詳細については以下のサイトを参照。
www.eaton.com
翻訳:インターグループ
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