2014年度版CSRレポート~CSR活動の歴史を報告する事例~
2014年度版のCSR/サステナビリティレポートにおいて、自社のCSR活動の歴史を年表形式で報告しているなかから、特徴的な事例をご紹介します。
東芝ソリューション株式会社
- 2013年に10周年を迎えたグループ10年の歩みを、地球環境、お客様、地域社会、社員、マネジメントの5つの観点に分けて報告している。
- 2013年度のCSR活動報告ページも同じ5つの分け方がされているため、どのような流れで取り組みを進めてきたのかの過去からの経緯がわかりやすくなっている。
- 年表による経緯とCSR活動報告での実績報告に加えて、今後の方向性や目指す姿などが示されると、過去から未来へのストーリーが生まれ、より理解が深まる。
株式会社ニチレイ
- 「ニチレイグループと社会課題の歴史」として、1940年代の創業時から2000年代まで、社会課題の解決に貢献した自社の活動を紹介している。
- 「社会の状況」と「ニチレイの歴史」を併記しており、例えば1952年には、全国すべての小学校で学校給食が実施されることを受け、冷凍による食品の保存性・利便性の向上を図ったことなどが記載されており、わかりやすく紹介されている。
- 当該ページでは2008年までの内容しか掲載されていないため、適時性に配慮した情報が加わるとよい。また特集や個別テーマを報告するページでも、社会課題とのかかわりが示されると、冊子としての一貫性が増し読者の理解を得やすくなる。
ライオン株式会社
- 「ライオングループの事業活動の歴史」として、時代ごとのニーズに応じて提供してきた商品や活動を紹介している。
- 口腔衛生事業と清潔衛生・環境対応事業に分けられているが、時代区分や商品の掲載方法が異なるため、統一すると丁寧である。
- 「現在」として記載されている内容については、p10-15のハイライトなどで関連情報が報告されているため、その関連性が示されると「なぜその活動を進めているのか」がよりわかりやすくなる。
TDK株式会社
- 「価値創造を支えるために、サプライチェーンにおいてどのように課題を認識し、責任を果たしているか」という観点で作成された特集記事の一部として、「価値創造を支えるCSR活動」というタイトルで、サプライチェーンにおける責任を、年表形式で紹介している。
- 社会動向として国際的なガイドラインや法規制の成立状況を紹介し、合わせてTDKの対応・実績を記載している。
- 具体的な取り組みについては特集にまとめられているが、年次報告として報告されている「サプライチェーンにおける社会・環境配慮」の、計画・実績(p22)や、2013年度の総括・Topics(p28)との関連性も示されると、読者の理解を助ける。
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