2014年度版CSRレポート~オリジナルキーワードの活用~
ガイドラインに沿った重要テーマの特定や攻めのCSRなど、「自社らしさ」を活かした取り組みが進んできていますが、実際に取り組みを担う社員などのステークホルダーに、自社の重要テーマが定着していないことが課題となっている企業も少なくありません。そこで、重要テーマの頭文字をとって覚えやすいキーワードをつくり、活動推進に結び付けている事例をご紹介します。
株式会社大林組「EGAO」
- 大林組が考えるCSRとして、持続可能な社会の実現に向けて大林組が取り組むべき重点領域を、お客様、地球・社会、私たち(社員・調達先)、Openの4つの側面に整理し、果たすべき使命や責任をまとめている。(p33-34)
- お客様→Engagement、地球・社会→Global、私たち(社員・調達先)→Amenity&Associate、Openの頭文字をとって「EGAO」をキーワードとしている。
- p63-64では、4つの側面について、活動テーマとおもな活動実績をまとめている。各テーマについての今後の目標なども掲載されると、PDCAによる改善が図られていることが伝わりやすくなる。
住友ゴム工業株式会社「GENKI」
- 住友ゴムグループでは、2008年にCSR理念とCSRガイドライン「GENKI」を策定し、さまざまな側面で「GENKI」活動を推進することで、持続可能な社会づくりに貢献している。
- 「GENKI」は、Green(緑化)、Ecology(事業活動の環境負荷低減)、Next(次世代型技術・製品の開発)、Kindness(人にやさしい諸施策)、Integrity(ステークホルダーへの誠実さ)の頭文字となっている。
- p21-22では、住友ゴムグループのCSR活動の目標と実績・達成度・2014年度目標を一覧表で開示しており、「GENKI」に沿ってCSRマネジメントが構築されていることが良く分かる。
三菱自動車工業株式会社「STEP」
- 三菱自動車工業の社会貢献活動方針は、次世代育成(Support for the next generation)、交通安全(raffic safety)、環境保全(Environment preservation)、地域活動(Participation in local communities)からなり、それぞれの頭文字をとって「STEP」をキーワードとしている。(p32)
- 方針のみならず、実際の活動についても上記の4分野を主要なテーマとし、社会貢献活動を「STEP活動」と称して推進している。
- 「一人ひとりの想いを大きな支援へ」というコンセプトのもと、社員参加型の「三菱自動車 STEP募金」を行うなど、社員を巻き込んだ活動に取り組んでいる。
- ビジネスとアート思考を統合するセミナー、SB国際会議への出展も [お知らせ]
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