2014年度版CSRレポート~価値創造プロセスの掲載~
IIRCの国際統合報告フレームワークでは、その基礎概念として「価値創造プロセス」が示されています。これは統合報告のメインターゲットである財務資本の提供者に限らず、あらゆるステークホルダーに影響を及ぼす重要な情報といえます。
この「価値創造プロセス」を、統合報告書ではなくCSR(サステナビリティレポート)で掲載している事例をご紹介します。
積水ハウス株式会社
- 積水ハウスは、住宅は社会課題を解決する中心的存在であると考え、住まいづくりを通じた共有価値の創造(CSV)と社会課題の解決に取り組んでいる。
- 2014年度版では、重点的に取り組む5つのテーマをCSV戦略と位置付けており、その価値創造の一連のプロセスを図示している。
- 当該図は、IIRC国際統合報告フレームワークに示される価値創造プロセス図を参考にしており、OUTCOMEを経済価値・住まい手価値・環境価値・社会価値とするなど、積水ハウスらしさを出したものになっている。
ヒューリック株式会社
- 2014年度版は、従来のCSRレポートに財務情報を追加して、さらなる双方向コミュニケーションを目指したレポートとなっている。
- 「ヒューリックの価値創造」として、ヒューリックにとっての機会とリスク、ステークホルダーへの還元を整理し、経営とCSRの融合を通じて共有価値の創造につながることを示している。
- また、「ハイライト」ページでは、主要な連結経営指標等の推移と合わせて、「主な財務情報」と「非財務情報を併記」しており、統合を試みたCSRレポートとなっている。
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