CSRレポート・基礎編
CSR報告書、CSRサイトでガバナンスはどこまで開示したらよいのでしょうか
投資家は、大変多忙なので、すべての開示書類に目を通さなければ情報が全部把握できないという状況は嫌がります。したがって、どの開示書類を見ても、同じ内容が記載されており、どれか1つを見ればすべての情報が把握できることが望ましいこととなります。担当者としても、同じ開示情報を活用した方が、効率的です。ただし、それぞれの開示書類のフォーマットに合わせ、る作業は必要です。
また、投資家は、アニュアルレポート(統合報告)や有価証券報告書、招集通知には目を通しますが、CSR報告書、CSRサイトまですべて目を通しているわけではありません。その観点でいえば、投資家向けの他の書類で開示していれば、CSR報告書では、ガバナンス部分を簡略化しても影響は少ないということになります。
CSRサイトであれば、G4で開示が求められている項目は、それらを任意記載したその他の開示書類へのリンクを張るという方法も有意義です。
回答者:山崎 直実氏
一般社団法人 株主と会社と社会の和 代表理事。
IR/ESG/コーポレートガバナンス コンサルタント。
長年、消費財メーカーでコーポレートガバナンス、ディスクロージャー、株式実務を統括。機関投資家やSRI調査機関などと対話を重ね、ESGコミュニケーションを推進。2014年に独立し、女性を中心とした個人投資家にESG投資やエンゲージメントを促進するための一般社団法人を設立。
経産省「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト委員。
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