仕様
1. タイトル
「社会環境報告書」が142社、CSRレポートが131社と半数以上を占めた。逆に「環境報告書」「環境経営報告書」が2割半と減少傾向にあり、報告書は「環境報告」だけにとどまらない企業活動全般にわたるものになる傾向が強まっている。

サンプル数:439社
※()内は「環境報告書/CSR報告書白書2005」のパーセンテージ
2. 構成
タイトルの変化の伴い、掲載内容も変化している。「環境報告」に加え、「社会性報告」を掲載する企業が185社と半数近くを占めている。一方、「環境報告」のみは76社と2割以下にとどまっている。ただ、GRIが奨励する「経済」「環境」「社会」の3つの側面を報告する「トリプル・ボトムライン(三重の決算)」は57社と10%以上であり、「経済性報告」については模索中の企業が多いことがわかる(P22参照)。一方、「ステークホルダー別」「その他」など、上記の分類に該当しないものが121社あり、報告書の構成が多様化していることがわかる。

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3. 発行企業/業種
全体的には昨年とそれほど大きな変化は見られないが、サービス、銀行、その他金融、不動産など、業種は多様化しており、企業のCSRの関心の高まりに伴い、環境負荷が比較的少ない非製造業も報告書を発行する傾向が高まっている。

サンプル数:439社
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– は上白書の未調査報告
4. 発行月
発行のピークは株主総会が開かれる6月、もしくは上半期が終わる9月に分かれる傾向が定着している。

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5. ページ数
最も多いのは31~40ページだが、50%以上が40ページ以上となっている。環境報告だけでなく、社会性報告などを掲載するためにはある程度のページ数が必要なことが伺える。

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6. 書体
一般的にはゴシックが可読性が高いと言われるが、今年は明朝が上回る結果となった。

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7. 段組
ベーシックな2段組みが8割近くを占めた。

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8. 表紙デザイン
「植物」「自然」など「環境」をイメージさせるものは依然として多いが、「子供」や「人」など、社会性やサステナビリティをイメージさせるものも増えている。また、「商品・事業」「人・自然・商品の組み合わせ」など企業イメージをストレートに訴えるものも増えており、多種多様なものとなっている。

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