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YUIDEAのダブルマテリアリティ特定支援のご案内

日本の先駆けとして築き上げた高いノウハウと経験によるサポート

YUIDEAでは、2021年より日本の先駆けとしてダブルマテリアリティ特定支援のコンサルティングサービスを開始し、ESRSなどの要求を満たすマテリアリティ特定のノウハウと実績を積極的に築いてきました。

マテリアリティ特定のプロセスでは、自社と社会、環境、ステークホルダーとの関係を詳しく分析し、長期的な社会動向や顧客の変化も考慮に入れ、中長期にわたって取り組むべき重要課題を抽出・評価します。こうすることで「サステナビリティ経営の重要方針」と「各ステークホルダーのニーズにあった情報開示」との両面を兼ね備えたマテリアリティを特定します。

YUIDEAでは、このようなフレームワークや各種検討資料を提供し、貴社の経営の核となるマテリアリティのスムーズな特定をご支援します。

日本で一般的に行なわれてきたマテリアリティ特定方法では要求への対応が困難

ダブルマテリアリティを義務化したESRSでは、事業全般にわたる正と負の影響や、将来における潜在的な課題も含めたマテリアリティの特定が求められています。また、これらの実際のインパクトを主な判断基準としており、企業がこれらに対応するためには、日本で一般的に行われてきた従来のマテリアリティ特定方法では対応が困難です。


世界の主流となるダブルマテリアリティ

「マテリアリティ」の定義は今日に至るまで様々な組織から提唱されており、その乱立状態が続いていました。しかし最近では、2023年IFRSサステナビリティ開示基準とヨーロピアンサステナビリティ報告基準(ESRS)の発表により、世界共通のマテリアリティの定義が整備されつつあります。

いま世界的な認識として、企業の真の価値や将来性を評価するためには、ファイナンシャルマテリアリティ1インパクトマテリアリティ2との両面が必要とされており、その両面をあわせたダブルマテリアリティが今後の世界標準になることがほぼ確実視されています。

  1. ファイナンシャルマテリアリティ:サステナビリティ課題が財務に与える影響を評価 ↩︎
  2. インパクトマテリアリティ:企業が社会・環境に与える影響を評価 ↩︎

フェーズ1:ダブルマテリアリティの特定

YUIDEAのマテリアリティ特定支援プロセスでは、自社と社会・環境との関係をバリューチェーン全体にわたって調査し、ステークホルダーへの対応やメガトレンドの検討を通じて、未来において自社が取組むべき課題を多角的に分析します。その後、ダブルマテリアリティの二つの側面で評価を行い、自社が取組むべきサステナビリティ課題を明確にしていきます。最終的には、自社のサステナビリティ戦略の核となる一連の重要課題を抽出し、IFRSサステナビリティ開示基準やESRSの報告基準に沿う重要課題リストを作成します。

フェーズ2:サステナビリティを経営に組込む「マテリアリティの具現化」

サステナビリティの重要課題を、会社の重要課題として着実に取り組み成果を上げるためには、各マテリアリティについて目指す姿=明確なビジョンを設定し、その実現のための取り組みや、進捗を計るためのKPI、達成目標を定めます。

YUIDEAでは、この一連のプロセスのフレームワークを提供し、必要に応じてサステナビリティの考え方の解説や他社事例などを交えたアドバイスを行います。また、関与する部門の様々な関係者の理解度や考え方の違いを埋めながら検討を進めていくことになります。議論が交錯する場面においては、経営とサステナビリティの両面からコンサルタントが調整に入り、スムーズな検討を支援します。


マテリアリティを通じたパーパスの実現

YUIDEAでは、マテリアリティ特定支援プロセスを通じて、パーパスの実現に向けたサポートが可能です。パーパスとは、企業が社会や環境にどのように貢献し、存在意義を明文化するかを示すものであり、自社の存続と発展のために極めて重要な位置を占めます。
YUIDEAのマテリアリティ特定は、パーパスの策定に必要な分析と検討を含んでおり、自社に適したパーパスの基礎となります。
さらに、マテリアリティに取り組むことでパーパスの実現が可能となるといった相互関係が、真のサステナビリティ経営を推進する大きな要因となります

YUIDEAは、企業の在り方が大きく変化しようとしている歴史的な転換期において、長年の経験と豊かなノウハウを生かし、サステナビリティ経営の上流から下流まで一貫した支援を行なっております。


実績

自動車、化学、食品製造、流通、機械、事務機器、エネルギー、医療機器、製薬ほか多数の企業を支援しています。

まずはお気軽にご相談ください

YUIDEAは2000年よりサステナビリティ・ESG情報開示をはじめとしたCSR分野に携わり、専門の調査・コンサルティング組織(CSR革新室)が情報とノウハウを蓄積してきました。この知識と経験によって確立されたプロセスで、企業ごとのマテリアリティ(重点課題)の特定をサポートします。

マテリアリティ(重点課題)の特定、もしくは見直し、有識者によるレビューなど、お悩みがありましたら、是非お気軽にご相談ください。

以下のご相談フォーム、またはお電話から、お問い合わせをお待ちしております。

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■ご相談窓口:株式会社YUIDEA Sustainability Consulting
TEL:03-4400‐0837


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